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企業から見た就職活動~面接官の考えていること~

こんばんは。

本日は就職面接について記載しようと思います。
面接官を担当することもあるので、その辺りを重点的に記載するつもりです。
(※個人の感想です。僕はそういう見方をしているよ、という話。)

ただ、若輩者ですので頓珍漢なことを言っていましたら申し訳ありません。

さて、世の中には就活セミナーや就活ハウツー本なるものが沢山排出されています。
僕も御多分に漏れずそういったものを利用していたのですが、
自分が面接官を担当するようになって「あれ?」と思うことが多々あります。

セミナーとかハウツー本の内容ってズレてね?』と今になって思います。
(※個人の感想です。)

言い方を変えれば『そこってそんな重要?他に気にするとこあるよね?』という感じ。


■内容のズレが気になる理由を考えてみた
至極当たり前の話ですが、企業によって欲しい人材、重視する能力は異なりますよね。
だから本来はそれぞれの企業に応じた最適解があるはずです。

しかし、セミナーやハウツー本は全ての企業面接に対応した回答を出す必要があります。
・・・まあそれってつまり、普遍的な内容になるしかないですよね。
前提も前提、大前提の内容を極力濃い内容に見せかけるしかない訳です。

だから礼儀や言葉使い、書体とかの詳細部分をやたら細かく指摘してしまう。
そんなの余程の落第者を振り落とすためくらいにしか見てませんよ。
(※個人の感想です。…が、重要視している人は見たことが無いです。)

結論:就活ハウツーの類にだけ終始するのは良くない。そこから先は自分で考える。


■それでは最適解とは何なのか?
前述していますが、それは企業によって異なります。もっと言うと面接官によっても違う。
だから"推理"をする必要があります。どんな人材が求められているのか?

『え、じゃあ正解なんて分からないじゃん・・・』
と思う人もいるかもしれません。

からしたら『そりゃそうでしょ』としか言えません。

問題に対して明確な正解があるのは大学受験まで!

就職活動時点では"推理"と"実行"が必要で、それに伴う"結果"が返ってくるのです。
(仕事の場合だと、推理と結果の乖離が大きいと理不尽に感じられるのです。)


■じゃあ推理の材料って何があるの?
これはハウツー本にもあるかもしれませんが、業界・企業・職種の研究ですね。
と言っても研究するだけでは駄目。
自分が採用されるためにはどうしたら良い?を考える材料として活用しないといけない。

業界・企業・職種の研究というのは、面接時の会話のネタや、
質疑応答で「私は知っています」アピールをするための材料ではないということですね。

あとは社内の雰囲気、面接官の性格・表情から『求められる人材』を推理できます。
ここは事前に準備できないので頭の素早い回転が必要ですね。
想定できる状況をパターン化していると役に立つかもしれない。
(社内の空気が良くなさそうだったら、"変えてくれる人"を求めているかも。推理は大変。)

推理時に最も役立つのが経験ですね。経験に基づく判断は馬鹿に出来ない。
だから採用・不採用に関わらず推理に基づく実行結果と結果については
分析をしていく必要がありますね。

第1志望企業の面接がある前に経験を積めると良いですね。


■求められる人材を演じるのって卑怯じゃない?
ありのままの自分で勝負するんだ!っていう気持ち、かっこいいと思います。
それで採用されるのが一番いいのかもしれないですね。

という建前はさておき、推理する能力というのは実際の仕事でも非常に重要です。
推察能力が高い人は失敗時のリスクが低いから安定した結果を出しやすいのです。

何が言いたいかと言うと、『面接時だけでなく、採用後も演技は続くんだよ』ということ。
ありのままの自分でやっていこうというスタイルがおこがましい(^^;

十人十色な世界で仕事をやっていく訳ですから、推理に基づいた演技は絶対必要。
それを出来ない人物が"残念な人材"として評価されてしまうんです。

面接っていうのはその能力を見ているんじゃないですかね?
(※個人の感想です。)

~~ここまで全て前置きです~~

ここからが本題。僕が面接の時に考えていることを書いていきます。
本題と言っておきながら、ここからは完全にチラシの裏レベルです。
新米面接官さんや面接初心者さんのお役に立てますと幸いです。

①書類選考
・手書きかワープロで作成したものか
⇒どちらでもあまり気にしませんが、字が汚い人には手書きは避けてほしい。
 ただ、高齢の方にはワープロは論外!なんていう方もいるでしょうね(笑)
⇒手書きの方が人となりが分かる、というつもりは毛頭ありませんが、
 雑に書いたんだなぁ、というのは流石に印象良くないですよね。

・内容
⇒第一印象はここで決めるしかないですからね。僕は減点方式で見てしまいがち。
 なのであまりそつがない内容を書いた方が良いんじゃないでしょうか?
⇒当然写真は見栄えのいいものを使用するべきでしょう。

・学歴、社歴
⇒本人には返ることのできない内容ですのであまり気にしなくて良いかと。
 学歴を見てプラスに働くことは僕は無いですね。
 「おっ、凄いじゃん。でも仕事が出来るかは別問題だからな~。」となります。
⇒社歴は気になりますよね。あまりに在籍期間が短い場合は書かない方が良いのでは?

・資格
⇒その職種に関連する資格をまず真っ先に書くべきでしょう。運転免許も含めて。
 逆に関連性の薄い資格は後の方に置きましょう。
 全く関係のない資格を書かれていると僕は微マイナスします。

・趣味
⇒何でもいいですがドン引きされるようなものはやめましょう(笑)
 オタク趣味も面接官次第ではプラスに働くかもしれないですね。


②初対面時の印象
・顔面偏差値
⇒どうでも良いです。しかし表情は別。やり過ぎない適度な笑顔が吉ですね。
 顔面偏差値が高い人の方が下記項目を演出しやすい、というのはあるでしょう。

・身だしなみ
⇒不快感を与える格好でなければ僕は気にしません。
 営業等の社外の人によく会う仕事の場合、その重要性は増すと思います。
⇒向かい合った人に気に入られる、というのはスキルとして重要ですからね。
 良過ぎる、ということは無いと思いますよ。

・清潔感
⇒身だしなみと被るかもしれませんが、清潔感はかなり重視します。
 一緒に仕事していて気持ちの良さそうな人って採用したくなりますよね。
⇒清潔感が無い人は、よほどの重要スキルを持ってないと厳しいのではないでしょうか。

・挨拶、口調
⇒ハッキリとした口調、明るい口調が好ましいですよね。仕事が出来そうです。
 稀にいますが声がでかすぎる人はその場で注意するくらいにマイナスです。
(こういう人がハウツー本やセミナーの犠牲者なんでしょうね…(笑))
⇒のんびりした声や猫なで声を出す人はマイナスですかね。
 モードを切り替えてほしいなぁ、と思ってしまいます。

・雰囲気
⇒明るい、爽やか、クール、かわいい、堅物、…色々とありますが、
 それぞれに役割がありますから今の職場にどう影響するだろう?と考えますね。
⇒ここは無理に演じる必要は無いと思いますけど、挙動不審だったり
 全く喋れなかったりするとマイナスですね。コミュ取れないとちょっと・・・。

・礼儀作法
⇒気にしようとしている、というのが伝われば十分です。
 ノックの回数とかは本当にどうでもいいです(笑)
⇒あまりにも出来ていない人は、やはり能力の方で挽回できないと辛いですね。


③面接内容
・まず僕が評価の対象している項目
⇒コミュニケーションがとれるか、長く働くことが出来るか、やる気×能力 です。

・自己紹介
⇒内容よりかは話している時のトーンやテンポを見ますね。
 緊張しがちの人はそれをほぐす場として使用しても良いと思います。
⇒稀に名前+αだけ言って終わり、という人がいますけど
 「いやいやちょっと、そこは察しましょうよ(笑)」と苦笑いが出ますね。

・志望動機
⇒整合性を取れていない支離滅裂な内容だとマイナスかも。
 あと、あんまりお花畑な夢を語りだしてもマイナスですね。そういう場ではない。
⇒語り方に『仕事にやる気ありそうだな』と感じるとプラスにしてしまいますね。

・学生時代の経験
⇒ここはコミュニケーション能力を見る場と考えています。
 こちらの質問を理解しているか、適切な答えを返そうとしているか、を見たいです。
 テンプレにこだわり過ぎない、その場での思考力・会話力が大切です。
⇒ボランティア経験がプラスになることは無いです。人間的には尊敬しますが。
 リーダー経験はそこから何を考えて反省したかが語られるとプラスですね。

・前職での経験
⇒どういった能力があるのか、知りたい質問ですね。
 いくらでも嘘をつける内容だと困るので、具体性や真実性を持たせてほしいです。

・職場に求める環境
⇒ここは難しいですが、現在の職場環境に順応できるか、という所を見ますね。
 他の職員にも要望はありますから、全ての要望に応えることは物理的に無理。
⇒どこまで折り合いをつけられそうか、ですね。
 マイナスはありませんが無理そうなら縁が無かったということで、となりますよね。

・PCスキル
⇒出来ないことは仕事をしながら教えるだけの話ですが、
 化石レベルにスキルが無い場合は大減点ですね。

・最後に何か質問はありますか?
⇒別になくても良いですが、1個くらい質問しておいた方が印象に残るかもですね。
 印象狙いならありきたりな内容は避けた方が良いかも。

・・・以上。
長々と書きましたが、書いている内容に意外性はありませんでしたね。
一貫して、最低減の条件はクリアした上で、コミュ力・すぐに辞めないか・仕事力を
測ろうとしています。

■最後の結論
巷で語られているほど"話している内容"に採点基準は及ばない、という話ですね。
あとは自社の環境で実務をするのに耐えられる人物であるかどうか。

あとは新卒か中途か、中途ならその年齢によって、採点の比重は当然変わってきますよね。
新卒の方であれば能力よりかは、第一印象ややる気などの比重が大きいです。

そこを意識すると面接を受ける時の心構えも変わるのではないでしょうか?


~余談~
先ほど採用試験時には推理能力が求められると書きましたが、
面接官にとっても言えることなんですよね(^^;

僅かな材料から人材を推理して、当たるも八卦当たらぬも八卦と言ったところでしょうか。
1ヶ月で何も言わずにバックレるような地雷を引き当てることだってあります(笑)

お互いに頑張って推理しあいましょう!(^^)!